フォルダーと規則ファイルを自分で設計しなくていい
章、章プロット、人物、設定、伏線、ストーリーラインがエディター内にそれぞれ居場所を持ち、巻・章は本の順序で並ぶので、ファイル名の並び順を心配する必要はありません。
CursorはAIコードエディターで、1章1つのMarkdownファイルで中長編を書く作者もいます。公開されている実践のやり方と作者が挙げる課題を整理し、Maliang Writerと比較します。
Cursorは小説を書けます。エディター内でファイルを見られ、リアルタイムのdiffも見られ、Rulesの仕組みは細かく、選べるモデルの幅も広いです。公開されている実践では、作者が章ごとのフォルダーを作り、rulesを書き、設定や台帳を管理する必要があり、章が増えるとファイルの並び順や結合も扱わなければなりません。Maliang Writerは、巻・章の目次、キャラクターカード、ストーリーアーカイブ、変更の比較をWebエディターに組み込んでいます。
フロントエンドを書けるウェブ小説の作者が、掘金(Juejin)のチュートリアルのとおりにCursorで新作を書きました。1冊につき1つのフォルダーを作り、「小説アウトライン情報」と「ストーリー進行」の2つのファイルを置き、各章を1つのmdにして、規則は.cursor/rulesに書きます。生成はとても速いです。数十章まで書くと、彼はいくつかの管理作業をするようになりました。AIに各章でストーリー進行のファイルを更新させ、章ファイルの並び順を確認し、公開前に章を1つのファイルにまとめるスクリプトを書く。これらの作業は彼にはこなせますし、やる気もあります。Maliang Writerは、これらの手順をエディターとバックグラウンドのアーカイブに任せます。
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| 比較項目 | Maliang Writer | Cursor | 補足 |
|---|---|---|---|
| 製品の形態 | ✅ Webエディターに、AIとの対話を加えたもの。ブラウザーで開くだけで使える | ✅ デスクトップエディター(macOS、Windows、Linux)、CLI、Webのクラウドエージェント | |
| 原稿の構成 | ✅ 巻・章・章プロットは目次に、人物・設定・伏線・ストーリーラインはカードになっている | ⚠️ 小説専用の管理は、公式資料に説明が見当たらない。公開されている実践では、1章につき1つのMarkdownファイルで、設定と台帳は別のフォルダーに作る | |
| 執筆の規則 | ✅ 全体プロットや文体サンプルなどの資料を、AIが執筆時に必要に応じて読む | ✅ Project Rules(.cursor/rules/*.mdc)、User Rules、Team Rules、AGENTS.md。公式の説明では、モデルは2回の補完の間で記憶を保持せず、rulesが持続するコンテキストを提供する | |
| 設定の変化の追跡 | ✅ 章を書き終えたあとにストーリーアーカイブを整理(人物の状態・関係・居場所・伏線)。合わないものは確認待ちに並び、オフにもできる | ⚠️ 公開されている実践では、作者が台帳ファイル(章の状態、人物の年表、伏線)を設計し、AIに管理させる | |
| 変更の比較 | ✅ エディター上の原文に赤の削除・緑の追加で表示され、1か所ずつ残すか元に戻せる | ✅ 公式は「The diff view shows changes as they happen」と説明しており、Reviewで1行ずつ確認できる | |
| 取り消しとバージョン | ✅ このラウンドの取り消し、このラウンドの前から別の枝を作る、直して再送信 | ✅ Agentが大きな変更をする前に自動でCheckpointを作り、ローカルに保存されてGitとは独立している。公式は、永続的なバージョン管理にはGitを使うよう勧めている | |
| 章の並び順 | ✅ 巻・章は左の目次に、本の順序のとおりに表示される | ⚠️ ファイル名順に並ぶ。公開されている実践では、中国語の章名だと並びが乱れ、結合のスクリプトを書く必要があると述べられている | |
| モデル | ✅ 複数のモデルから選べる。具体的な一覧は製品内の表示に従う | ✅ 自社のComposer、Grokシリーズのほか、Claude、Gemini、GPT、GLM、Kimiなど | |
| ジャンルの参考 | ✅ 書き始めでは、公共ライブラリにある1500作超の人気連載の人物・構成の分析を参考にする。章末は約5.6万の人気の章末を参考にする | ⚠️ 公式資料に説明が見当たらない | |
| 料金 | ✅ 無料登録で試せて、使用量に応じてクレジットを消費 | ✅ Hobbyは無料(Agentのリクエストに制限あり)、Individualは月額20ドル、Teamsはユーザー1人あたり月額40ドル(2026-10確認) | |
| 利用できる地域 | ✅ 中国語のWeb製品で、中国語の作者向け | ⚠️ 公式は、一部のモデル提供元に地域の制限があるとしているが、具体的な地域は挙げていない |
✅ 公式資料または製品内で対応を確認できる ⚠️ 一部対応、または公式資料に記載なし ❌ 公式に非対応と明記されている · 競合の情報は先方の公開資料によります。
章、章プロット、人物、設定、伏線、ストーリーラインがエディター内にそれぞれ居場所を持ち、巻・章は本の順序で並ぶので、ファイル名の並び順を心配する必要はありません。
設定カードはあなたの依頼に応じて修正されます。章を書き終え、この執筆の区切りがつくと、バックグラウンドで人物の状態・関係・居場所・伏線を整理し、合わない箇所は確認待ちに並べます。「ストーリー進行」ファイルを自分で管理する必要はありません。オフにもできます。
AIが本文を直すと、削除された部分には取り消し線が、追加された部分には緑が付き、1か所ずつ残すか元に戻せます。ラウンド全体が気に入らなければ、このラウンドを取り消すか、直して再送信できます。
CursorのRulesの仕組みは細かく、プロジェクト・ユーザー・チームの3段階の規則とAGENTS.mdがあり、globsでいつ有効にするかを制御できます。diffビューは変更をリアルタイムで表示し、Reviewで1行ずつ確認でき、モデルは複数社にわたり、クラウドエージェントやSlack、GitHubからの入口もあります。掘金のチュートリアルの作者は「20分あまりで50章分の内容を出力し終えた」と述べています。コードエディターに慣れた作者には、柔軟で効率のよい執筆環境です。
どの製品にも向いている場面があります。ここでは中国語の長編連載という一つの場面に限って提案しています。



このページでは、フォルダ、執筆ルール、資料の更新、推敲チェックの準備に、作者がどれだけ操作する必要があるかを重点的に記録してください。1回の生成の文章だけを比べたり、フォルダ型のツールが必ず使いにくいと決めつけたりしないでください。
以下は同じお題で試すためのチェックリストで、すでに実施した比較実験ではありません。オリジナルの教材『借火城』を使うことも、自分が扱う権利のある原稿を使うこともできます。準備の過程、出力、作者による修正をそれぞれ記録してください。
同じ主人公、核となるルール、読者の好みを与えます。まず新しい作品の方向性を比べ、そのあと総プロット、第1巻の巻プロット、最初の3章の章プロットを整理します。
確認:3段階のプロットそれぞれの役割を区別できるか。作者が案を確認してから先に進めるか。未確定の設定が、いつの間にか事実として書かれていないか。
同じ新作開始用の資料パックを使う自分が扱う権利のある同じ旧原稿を使い、最後の章の結びと次の章の目標を指定します。まず1つの場面を試し書きし、前の20章は変更しません。
確認:どんな資料を準備したか。人物の居場所、持ち物、未回収の伏線は繋がっているか。候補稿と採用稿はどう区別されるか。
取り込みと続き執筆のタスクリストを見る前の本文に実際に影響するルールを1つ選び、まず影響を受ける章とその根拠を挙げてもらい、そのあとで作者が修正の範囲を選びます。
確認:確認していない部分を示しているか。先に変更内容を確認できるか。タスク外の本文を誤って直したり、採用していない案を資料に書き込んだりしていないか。
設定の変更方法を見る本文、巻と章の順序、キャラクター設定、世界のルールを実際に残せるか試し、出力がそのまま編集を続けるのに向いているかを確かめます。持ち出せないものも書き出します。
確認:形式と順序は判別できるか。プラットフォームのアカウント内の資料、ローカルのファイル、エクスポートファイルにはそれぞれ何があるか。宣伝ページだけで使えると判断しないでください。
タスクと結果の記録カードをコピーする実際に使ったモデル、プラン、アカウントの条件と、資料の準備や本文の修正にかかった時間を記録してください。試していない項目や確認できない項目は空欄のままにし、機能名や1回の生成結果を全体の体験の代わりにしないでください。
書けます。Cursorはファイルを読み書きでき、diffをリアルタイムで表示し、中長編を書いた作者もいます。コードを書くために設計されたエディターなので、小説専用の章やキャラクターの管理はなく、フォルダーと規則を作者が自分で作る必要があります。
公開されているチュートリアルでは、1冊につきフォルダーを1つ作り、その中にアウトライン情報、ストーリー進行、各章を1つずつのmdとして置き、規則は.cursor/rules/*.mdcに書きます。作者が管理する厳守すべき制約と、AIが管理する台帳を、2つのフォルダーに分ける人もいます。
よくあるのは、文体、視点、人物の呼称、ファイルの命名規則、各章を書き終えたら更新する進行ファイルです。公式は、モデルが2回の補完の間で記憶を保持しないため、rulesがモデルに持続するコンテキストを提供すると説明しています。
公開されている実践では、設定を忘れる、キャラ設定がずれる、長い対話でcontext rotが起こると述べる作者がおり、よく使われる対策は、小さなファイルに分け、各章で設定と前の2章を読み込ませ、台帳を管理することです。Maliang Writerは章を書き終えたあとにストーリーアーカイブを整理し、合わない箇所を確認待ちに並べます。
Hobbyは無料ですがAgentのリクエストに制限があります。Individualは月額20ドルで、プランを超えた分は従量課金です(2026-10に公式の料金ページで確認)。
公式は、一部のモデル提供元に地域の制限があるとだけ述べており、具体的な地域は挙げていません。使えるモデルは、ログイン後のモデル一覧の実際の状況に従ってください。
公開されているチュートリアルでは、中国語の章名だとアルファベット順で順序が乱れ、作者はスクリプトで結合したと述べられています。ファイル名の前に数字の番号を付ける方法もあります。Maliang Writerの目次は巻・章の順に並び、ファイル名には依存しません。
必要に応じて分担できます。Cursorに慣れた作者は、自分のファイル処理にはCursorを使い続け、中国語の連載はMaliang Writerで書いて、アーカイブと変更の比較を本文に追従させることができます。
Claude Codeは小説を書けますし、能力もとても高いです。本全体のフォルダーを読み書きでき、ファイルをまたいだ連続性の確認や一括修正ができます。公開されている実践では、作者が自分でフォルダー構成を設計し、CLAUDE.mdを書き、設定の台帳を管理し、ターミナルやエディターのプラグインで作業するため、コマンドラインを使える作者に向いています。Maliang Writerは、目次、キャラクターカード、ストーリーアーカイブ、変更の比較をWebエディターに組み込み、作者は対話から書き始めます。
Read the comparison →Codex CLIはオープンソースで、ローカルのターミナルで動き、プロジェクト全体を読み書きしてスクリプトも実行でき、システムレベルの隔離と承認の仕組みがあります。小説を書くときは、作者がフォルダーを作り、AGENTS.mdを書き、台帳を管理し、Gitでバージョンを管理する必要があり、変更はターミナルでテキストのdiffとして確認します。Maliang Writerはこれらを、巻・章の目次、キャラクターカード、ストーリーアーカイブ、1か所ずつ確認できる変更の比較としてWebエディターに組み込んでいます。
Read the comparison →コーディングエージェントは能力が高く、ファイルをまたいだ読み書き、一括修正、スクリプトの実行ができ、技術に明るい作者なら非常に柔軟な執筆の流れを組めます。その代わり、フォルダー構成、規則ファイル、設定台帳、バージョン管理はすべて自分で設計して管理する必要があり、画面もプログラマー向けです。Maliang Writerは、これらを作者が見慣れたカード、目次、エディターとして形にしました。
Read the comparison →フォルダーとMarkdownは自由で透明性が高く、ファイルが自分の手元にあるので、形式を自分で決めたい作者に向いています。欠点は、ファイルが増えると、どのファイルが最新か、1か所を直したらどこを同期するかを、自分で覚えておく必要があることです。キャラクターカードとストーリーアーカイブは、人物や設定を1枚ずつのカードに固定し、章を書き終えると状態を自動で整理するので、ファイルを管理したくない作者に向いています。Maliang Writerには両方があります。人物と設定はカード、全体プロットは別枠、文体サンプルと書き始めの資料はドキュメントです。
Read the comparison →登録したら、新しい本を作るか既存の章を取り込み、続きを書く章をAIに伝えます。AIが書いたもの、直した箇所、アーカイブに記録された内容を確かめてから、長編を移すかどうか決めてください。