人物と設定はカード。書くほど長くなる1つのドキュメントではない
キャラクター、設定、伏線、ストーリーラインは左のサイドバーで1枚ずつのカードになり、全体プロットは別枠です。文体サンプルや書き始めの資料はドキュメントです。対話で「主人公に師門を加えて」と言えば、AIが直すのはそのカードで、直したものはそのままサイドバーに現れます。あなたがエディターで直した内容は、次のラウンドでAIが読み取れます。
Claudeは文章力が高く、Projectsに設定や指示を置けます。ただ数十〜百章の長編では、前文の選択・設定更新・改稿比較は作者の管理です。長編の進め方・料金・地域を比較します。
Claudeはストーリーの相談、断片の執筆、改稿に向いており、Projectsなら設定と指示をまとめて置けます。長編連載では、各章にどの前の本文を付けるか、設定が変わったときの直し先、今回の版で何が変わったかは、作者が自分で整える必要があります。Maliang Writerは、人物・設定・伏線をカードにし、章を書き終えるとストーリーアーカイブを整理し、AIの変更をエディターにそのまま表示して、1か所ずつ残すか元に戻せます。
仙侠ものの連載を書いている作者が、ClaudeでProjectを1つ作りました。ナレッジベースには世界観、主要人物の小伝、最初の20章のプロットを置き、プロジェクトの指示には文体と呼称のルールを書き、1章書くたびに新しい対話を開きます。最初の20章はとてもスムーズでした。ところが第60章まで来ると、主人公の境地は2回上がり、脇役2人は陣営を変え、第12章で仕込んだ玉佩はまだ回収されていません。いまや1章書くたびに、今回はどの前の章を貼るか、ナレッジベースのどの設定を新しい版に直すか、前の稿と今回の稿でどの文が変わったのかを、先に決めなければなりません。難しいことではありませんが、毎章やる必要があり、しかもすべて自分の記憶頼みです。Maliang Writerは、この部分を引き受けます。
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| 比較項目 | Maliang Writer | Claude | 補足 |
|---|---|---|---|
| 製品の形態 | ✅ Webエディターに、AIとの対話を組み合わせた形。ブラウザですぐ使え、インストール不要 | ✅ Claude.aiのWeb版、macOS・Windowsのデスクトップアプリ(Linux版はbeta)、iOS、Android | |
| 原稿の整理のしかた | ✅ 巻・章・章プロットは別々。人物・設定・伏線・ストーリーラインは1枚ずつのカード。全体プロットは別枠。文体サンプルなどはドキュメント | ⚠️ Projects:プロジェクト内に会話履歴、ナレッジベース(ドキュメントのアップロード)、プロジェクトの指示がある。小説専用の章・キャラクター管理は、公式資料に記載が見当たらない | |
| 新しい章を書くときに付ける前の展開 | ✅ 執筆エージェントが章プロットに沿って、その章に必要な前の本文・関連人物・文体サンプルを付ける | ✅ 有料プランの新しいモデルは、1回の対話のコンテキストが1M tokens。プロジェクトの知識が上限に近づくと自動で検索が有効になり、容量は最大で約10倍に拡大 | |
| 人物の状態と伏線の追跡 | ✅ 章を書き終え、この執筆の区切りがつくとストーリーアーカイブを整理(人物の状態・関係・居場所・伏線)。既存の設定と食い違うものは確認待ちに並ぶ。オフにすることもできます | ⚠️ Memoryはテーマごとに保存され、確認・編集・削除ができ、プロジェクトごとに独立したメモリがある。章ごとの人物状態の追跡は、公式資料に記載が見当たらない | |
| AIの改稿の見え方 | ✅ エディター上で削除は赤、追加は緑で表示され、1か所ずつ残すか元に戻せる。すべて残す・すべて元に戻すも可能 | ⚠️ Artifactsは対話または直接編集で変更できる。文字単位の増減比較は、公式資料に記載が見当たらない | |
| 気に入らないときのやり直し | ✅ このラウンドの取り消し、このラウンドの前から別の枝を作る、直して再送信。枝は元の対話と同じ原稿を共有する | ⚠️ Claude.aiでのラウンド単位の取り消しは、公式資料に記載が見当たらない。Claude Codeはプロンプトごとにcheckpointを自動作成し、/rewindで戻せる | |
| 新しい巻に入ったときの古い設定 | ✅ 前の数巻にしか出ない人物・場所・伏線はアーカイブに収め、AIが新しい章を書くときは参照しない。必要なときは今でも調べられる。人物が戻ってきたら、よく使う側に戻す | ⚠️ 公式資料に記載が見当たらない | |
| ジャンルの参考 | ✅ 書き始めでは、同じジャンルの人気作の人物配置とテンポを参考にする(公共ライブラリにある1500作超の人気連載の人物・構成の分析)。方法だけを学び、そのままは真似しない | ⚠️ 公式資料に記載が見当たらない(参考資料を自分でプロジェクトのナレッジベースにアップロードすることは可能) | |
| 章末チェック | ✅ 各章を書くたびに章末チェックが付き、2000作超の人気ウェブ小説、約5.6万の章末を参考にする | ⚠️ 公式資料に記載が見当たらない | |
| モデル | ✅ 複数のモデルから選べる。具体的な一覧は製品内の表示に従う。本文を書くモデルは別に選べる | ✅ FreeはSonnet、Haikuが利用可能。Pro以上はOpus、Sonnet、Haikuが利用可能 | |
| 料金 | ✅ 無料登録で試せて、使用量に応じてクレジットを消費。各ラウンドの消費量は返信の下に表示される | ✅ Free 0ドル、Pro 月額20ドル(年払いだと月額17ドル相当)、Max 月額100ドルから(2026-10に公式料金ページで確認) | |
| 利用地域 | ✅ 中国語のWeb製品で、中国語で書く作者向け | ❌ 公式の対応地域リストに中国本土、香港、マカオは含まれず、Claude.ai、Claude Code、APIのすべてが対象 |
✅ 公式資料または製品内で対応を確認できる ⚠️ 一部対応、または公式資料に記載なし ❌ 公式に非対応と明記されている · 競合の情報は先方の公開資料によります。
キャラクター、設定、伏線、ストーリーラインは左のサイドバーで1枚ずつのカードになり、全体プロットは別枠です。文体サンプルや書き始めの資料はドキュメントです。対話で「主人公に師門を加えて」と言えば、AIが直すのはそのカードで、直したものはそのままサイドバーに現れます。あなたがエディターで直した内容は、次のラウンドでAIが読み取れます。
章を書き終え、この執筆の区切りがつくと、バックグラウンドでその章のストーリーアーカイブを整理します。人物の状態、関係の変化、居場所、伏線の仕込みと進展です。既存の設定と食い違う箇所は「確認待ち」として並び、本文に合わせて設定を直すか、本文を直すか、無視するかをあなたが決めます。不要なら、入力欄の上でオフにできます。
AIが本文やドキュメントを直すと、変更は原文の上にそのまま表示されます。削除は取り消し線、追加は緑で、1か所ずつ残すか元に戻せます。ラウンド全体の回答が気に入らなければ、このラウンドを取り消す、一言直して送り直す、またはこのラウンドの前から別の枝を作ることもできます(枝は元の対話と同じ原稿を共有します)。
Claudeは中国語の理解力と文章力が高く、人物の動機の相談、段落の書き直し、複数のプロット案の提示に向いています。Projectsは会話・ナレッジベース・プロジェクトの指示をまとめて置け、有料プランではプロジェクトの知識を拡張できます。Memoryは確認と編集ができ、シークレットチャットにも対応しています。Claude Codeはフォルダ全体を読み書きでき、ファイルをまたいだ一括変更もでき、長編の連続性チェックに使っている作者もいます。公式の対応地域にいて、短編を書く、または相談が中心なら、Claudeそのものがとても使いやすいです。
どの製品にも向いている場面があります。ここでは中国語の長編連載という一つの場面に限って提案しています。



このページでは、次の章を書き始める前にこれまでの本文や人物資料のどれを改めて渡す必要があるか、会話を切り替えたあとに、使っているのがこの本の最新の原稿だとどう確認するかを重点的に記録してください。実際の使い心地を基準にしてください。
以下は同じお題で試すためのチェックリストで、すでに実施した比較実験ではありません。オリジナルの教材『借火城』を使うことも、自分が扱う権利のある原稿を使うこともできます。準備の過程、出力、作者による修正をそれぞれ記録してください。
同じ主人公、核となるルール、読者の好みを与えます。まず新しい作品の方向性を比べ、そのあと総プロット、第1巻の巻プロット、最初の3章の章プロットを整理します。
確認:3段階のプロットそれぞれの役割を区別できるか。作者が案を確認してから先に進めるか。未確定の設定が、いつの間にか事実として書かれていないか。
同じ新作開始用の資料パックを使う自分が扱う権利のある同じ旧原稿を使い、最後の章の結びと次の章の目標を指定します。まず1つの場面を試し書きし、前の20章は変更しません。
確認:どんな資料を準備したか。人物の居場所、持ち物、未回収の伏線は繋がっているか。候補稿と採用稿はどう区別されるか。
取り込みと続き執筆のタスクリストを見る前の本文に実際に影響するルールを1つ選び、まず影響を受ける章とその根拠を挙げてもらい、そのあとで作者が修正の範囲を選びます。
確認:確認していない部分を示しているか。先に変更内容を確認できるか。タスク外の本文を誤って直したり、採用していない案を資料に書き込んだりしていないか。
設定の変更方法を見る本文、巻と章の順序、キャラクター設定、世界のルールを実際に残せるか試し、出力がそのまま編集を続けるのに向いているかを確かめます。持ち出せないものも書き出します。
確認:形式と順序は判別できるか。プラットフォームのアカウント内の資料、ローカルのファイル、エクスポートファイルにはそれぞれ何があるか。宣伝ページだけで使えると判断しないでください。
タスクと結果の記録カードをコピーする実際に使ったモデル、プラン、アカウントの条件と、資料の準備や本文の修正にかかった時間を記録してください。試していない項目や確認できない項目は空欄のままにし、機能名や1回の生成結果を全体の体験の代わりにしないでください。
Claudeは中国語の理解力と文章力が高く、ストーリーの相談、断片の執筆、改稿に向いています。長編では、各章にどの前の本文を付けるか、設定が変わったらどの資料を更新するか、版をどう保存して比較するかを、自分で決める必要があります。Maliang Writerは、これらをカード、ストーリーアーカイブ、エディター内の変更の比較にしています。
書けます。有料プランの新しいモデルはコンテキストが1M tokensあり、Projectsにも設定ファイルを置けます。ただ長編の難しさは、設定が展開に合わせて変わることです。人物のレベルアップ、陣営の変更、伏線の回収は、作者が自分で更新する必要があります。Maliang Writerは章を書き終えたあとにストーリーアーカイブを整理し、合わない箇所を確認待ちに並べます。
世界観、人物小伝、執筆の要望を置くのに向いており、プロジェクト内の対話はそれらの資料を共有します。汎用のワークスペースなので、巻・章の目次やキャラクターカードはありません。章が増えると、章の順番、人物の状態、伏線の進み具合は、作者が自分で整理する必要があります。
書けます。ネット上には、Claude Codeで本全体のフォルダを管理し、CLAUDE.mdでルールを書き、追跡ファイルで設定を記録している作者がいます。コマンドラインに慣れていて、自分でフォルダ構成を組みたい作者に向いています。詳しいやり方と公開されている実践例は、「Maliang Writer vs Claude Code」の比較ページをご覧ください。
Claudeには無料プランがあります(SonnetとHaikuが使え、Projectsは最大5つ)。Proは月額20ドルからで、Claude CodeはPro以上でのみ提供されます(2026-10に公式料金ページで確認)。Maliang Writerは無料登録で試せて、その後は使用量に応じてクレジットを消費します。
Anthropicの公式対応地域リストに中国本土、香港、マカオは含まれておらず、この制限はClaude.ai、Claude Code、APIのすべてが対象だと説明されています。Maliang Writerは中国語で書く作者向けのWeb製品です。
Maliang Writerでは複数のモデルから選べ、チャット用と本文用のモデルは別々に選べます。具体的な一覧は製品内のモデル一覧に従ってください。
AIが設定と食い違う内容を書く可能性は残ります。Maliang Writerでは、章を書き終えたあとにアーカイブを整理し、既存の設定と食い違う箇所を確認待ちに並べ、設定を直すか、本文を直すか、無視するかをあなたが決めます。矛盾が完全にないことは約束しません。
本文を章ごとにMaliang Writerの目次に入れ、人物小伝と世界観をMaliang Writer内のAIに渡して、キャラクターカードと設定カードに整理してもらい、間違いがないか確認してから続きを書きます。古い章は必要に応じてアーカイブを整理でき、整理の前にクレジットの見積もりが出ます。
Claude Codeは小説を書けますし、能力もとても高いです。本全体のフォルダーを読み書きでき、ファイルをまたいだ連続性の確認や一括修正ができます。公開されている実践では、作者が自分でフォルダー構成を設計し、CLAUDE.mdを書き、設定の台帳を管理し、ターミナルやエディターのプラグインで作業するため、コマンドラインを使える作者に向いています。Maliang Writerは、目次、キャラクターカード、ストーリーアーカイブ、変更の比較をWebエディターに組み込み、作者は対話から書き始めます。
Read the comparison →ChatGPTはブレインストーミング、断片の執筆、文の手直しに向いています。Projectsなら設定ファイルと指示をまとめて置け、Memoryなら好みを覚えてくれます。長編連載では、章の並べ方、設定が変わったときの直し先、今回の稿で何が変わったかは、作者が自分で整える必要があります。Maliang Writerは、巻・章、キャラクターカード、ストーリーアーカイブ、変更の比較を同じエディターにまとめています。
Read the comparison →Geminiの長いコンテキストは大量の前の本文を一度に入れられ、GemsとNotebooksで資料を固定でき、Canvasで直接の改稿や前後の版の確認もできるので、通読、要約、段落ごとの書き直しに向いています。長編連載では、どの設定が最新か、人物はいまどこにいるか、今回の稿でどの文が変わったかを、やはり作者が管理します。Maliang Writerは、これらをカード、ストーリーアーカイブ、エディター内の変更比較として用意しています。
Read the comparison →登録したら、新しい本を作るか既存の章を取り込み、続きを書く章をAIに伝えます。AIが書いたもの、直した箇所、アーカイブに記録された内容を確かめてから、長編を移すかどうか決めてください。