キャラ・設定カード:自分で書く項目とAI補完
カードの項目には、自分で決めるべきもの(動機・重要な関係)とAIに任せてよいもの(外見・背景)があります。項目ごとの分担、AI補完ボタンの場所、確認の仕方を解説します。

この記事の目次 8セクション
資料カードがはっきり書かれているほど、あとでAIが脱線する確率は下がります。いちばん問題になりやすいのは「書いた量が少ない」ことではなく、名前・制約条件・章の位置・キャラの目標といった、階層の違う情報をごちゃ混ぜに書いてしまうことです。

まず、大原則をひとつ覚えておく
名称 / タイプ / 役割 / サスペンスの識別名のような中核の事実は、自分で決めるのがベストです。- AIは、説明を広げたり細部を豊かにしたりするのが得意で、最終的なルールを決める役には向きません。
- 章の位置やストーリーのテンポに影響する情報は、最後に必ず自分で確認してください。
設定カードの埋め方
タイプ:まず、それが場所・アイテム・ルール・勢力・世界観のどれなのかを決めます。設定を作ったら、最初にここを確認しましょう。名称:いちばんよく使う、安定した呼び名を書きます。本当の名前を別名に書かないでください。別名:旧称、通称、あだ名、陣営ごとの呼び方を入れるのに向いています。タグ:陣営、雰囲気、ストーリー上の用途など、いくつかのキーワードを入れるのに向いています。設定の詳細:完全なルール、背景、境界、由来、使用上の制限を書くのに向いています。コア属性:「陣営 / ランク / 禁忌 / 所在地 / 能力の源」のように、1項目ずつの属性に分けるのに向いています。関係:カード内の別の関係タブに書きます。長い説明にすべて詰め込まないでください。イラスト:専用のイラストボタンで生成またはアップロードします。AIによる文章補完では扱われません。
設定カードで自分で書いたほうがよい部分
- タイプとメインの名称。
- ルールの境界、使えない条件、変えてはいけない固定設定。
- 重要な属性の名前、たとえば
代償 / 禁忌 / 陣営 / 由来といった枠組み。
設定カードでAIに下書きを任せてよい部分
AIスマート補完は、いまのところ次の箇所を埋めるのが得意です。
名称タイプ設定の詳細タグコア属性
別名 / イラスト / 関係タブ は、いまのところあまり扱えません。自分で行うのがおすすめです。
キャラクターカードの埋め方

役割:まず、主人公・悪役・脇役・師匠・通行人のどれかをはっきりさせます。名称 / 別名:名称にはいちばんよく使う呼び名を、別名にはあだ名・偽名・敬称を書きます。簡単な説明:そのキャラのもっとも核となる特徴と役割を、1〜2文でまとめます。外見の特徴:繰り返し触れられる外見の特徴を書きます。長い描写を全部詰め込む必要はありません。背景ストーリー:生い立ち、経歴、過去の出来事を書きます。特に、いまの決断に影響することを書きましょう。性格 / 目標 / 葛藤 / 秘密 / 弱点:この5つは、AIがいちばん使いやすいキャラの骨格です。できるだけ短い一文ずつ、箇条書きにしましょう。年齢 / 性別 / カスタム属性:動かせない情報や、この作品ならではのもの(職業、境地、武器、陣営など)を入れるのに向いています。関係:こちらも、説明の中でついでに触れるのではなく、カード内の関係タブに書くのがおすすめです。立ち絵:専用の立ち絵ボタンで生成またはアップロードします。簡単な説明と外見が決まってから行うのがベストです。
キャラクターカードでいちばん価値があるのは外見ではなく、この5か所
簡単な説明:その人物がいまいちばん果たす役割を、すぐ思い出させてくれます。性格:普段どう話し、どう動くかを決めます。キャラの目標:いま何をいちばんやりたいかを決めます。内面の葛藤:やりたいのにできない理由を決めます。隠された秘密 / キャラの弱点:あとで何に敗れるかを決めます。
キャラクターカードでAIに補ってもらってよい部分
AIスマート補完は、いまのところ次の箇所を埋めるのが得意です。
名称 / 役割 / 年齢 / 性別簡単な説明外見の特徴背景ストーリー性格 / 目標 / 葛藤 / 秘密 / 弱点 / 別名
関係タブ / 立ち絵 / カスタム属性 は、いまのところあまり扱えません。これらはやはり自分で行うのがおすすめです。
サスペンスカードの埋め方

識別名:このサスペンスの名前です。自分がひと目で分かるように書くのがおすすめです。タイプ:設置 / 強化 / 回収から1つ選びます。この3つの段階は、実は同じサスペンスを担当しています。状態:主にあなたが確認するためのもので、毎回自分で変える必要はありません。タイプと「解決済みにする」に合わせて自動で変わります。強度:数字が大きいほど、いま読者にそのサスペンスを強く感じさせるべきだという意味です。サスペンスの詳細:このサスペンスが何を引っぱっているのか、どう展開させるのか、最後に何を明かすのかをはっきり書きます。設置章ID / 設置章番号:具体的にどの章なのかを書いておくと、あとで見返すときに便利です。回収章ID:どの章で明かすかが決まったら、すぐ入力します。解決済みにする:明かす場面を実際に書き終えたあとに押すのが、いちばん確実です。
サスペンスカードでいちばん自分で書くべき部分
識別名:自分がひと目で分かる短い一文にするのがベストです。タイプ:そのサスペンスがいまどの段階にあるかを直接決めます。設置章ID / 設置章番号 / 回収章ID:これらの位置情報は、決して面倒がって空けないでください。解決済みにする:実際に明かしたあとは、説明に書くだけでなく、自分でこれを押すのがベストです。
サスペンスカードでAIに補ってもらってよい部分
AIは、いまのところ次の箇所を埋めるのが得意です。
識別名タイプ強度サスペンスの詳細設置章ID回収章ID
設置章番号 は、章の順番を変えると最も変わりやすいため、やはり自分で確認することをおすすめします。
AIスマート補完の使い方
- まず、変わらないと決まっている固定設定を入力します。
- カード右上の
AIスマート補完を押します。 - 何も書かずに、すでに入力した内容をもとにAIに任せることもできますし、欲しいものを直接入力して伝えることもできます。
- カード全体をまとめて補完してくれます。ひとつの空欄だけではありません。
- 下でモデルを切り替えられます。気に入らなければ、別のモデルでもう一度試してください。
- AIが書いた内容はカードに入力されるだけで、自動保存はされません。最後に「変更を保存」を押すのを忘れないでください。
AIにもっと正確に補ってもらうには
- どこを補ってほしいかを先に伝えます。「ざっくり整えて」だけで済ませないでください。
- 確実な点を2〜3個先に渡してから、細部を広げてもらいます。
- 絶対に変えてはいけない設定があるなら、「Xは変更しないで、Yだけ補って」と直接伝えます。
- キャラや設定を何度も直すなら、同じカードの中で直してください。重複するカードを増やさないこと。
初心者がいちばんつまずく落とし穴
- AIが決断を代わりにしてくれるとは期待しないでください。説明を広げ、細部を豊かにするのが得意です。
- サスペンスを明かしたかどうかは、AIが書いた状態を信じるだけでなく、自分で「解決済みにする」を押すのがおすすめです。
- 章の位置には、自分で適当に決めたコードネームではなく、実際の章番号を入力してください。
- イラストと立ち絵は別機能で、AIが文章を補うときには扱えません。
- 新しく作った設定のタイプが違っていたら、先にタイプを直してから、AIに文章を補ってもらいましょう。